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恵比須流

山笠
博多祇園山笠恵比須流役員

山笠とは

博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)は福岡市の博多区で毎年7月1日から7月
15日にかけて開催される770年以上の伝統のある祭です。起源については諸説
ありますが鎌倉時代の1241年(仁治2年)に博多で疫病が流行した際、承天寺
の開祖であり当時の住職である聖一国師(円爾)が町民に担がれた木製の施餓
鬼棚に乗り水を撒きながら町を清めてまわり疫病退散を祈祷したことを発祥と
する説を博多祇園山笠振興会は唱えています。
安土桃山時代、島津氏と豊臣氏の戦いにより焼け野原となった博多の街を豊臣
秀吉が帰国の際、博多の街をいくつかの区画毎に「流」(ながれ)として
グループ化し復興を行いました(太閤町割)。この「流」が博多祇園山笠の
グループ単位の発祥となっています。
現在は7つの流(恵比須流・土居流・大黒流・東流・中洲流・西流・千代流)に
よって櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭のひとつで、
正式には櫛田神社祇園例大祭といいます。